今泉 響平
いまいずみ きょうへい
10歳よりスズキ・メソードでピアノを始める。15歳で全課程を修了。高校卒業後にロシアに渡り、モスクワ音楽院・同大学院を修了。
ラザール・ベルマン国際ピアノコンクール(イタリア)第1位。
ピティナ・ピアノコンペティション特級にて銅賞受賞。また、ピティナ特級入賞に際しては、既にピアノ指導も始めており、史上初の「特級入賞&新人指導者賞受賞」としても注目を集めた。
その他スロボジャンスカ・ファンタジー国際ピアノコンクール(ウクライナ)第3位。マリア・ユーディナ国際ピアノコンクール(ロシア)第2位。マスターへの道国際ピアノコンクール(ロシア)第2位、ヴィルトゥオーゾ賞。クラシックアカデミー国際コンクール(ロシア)グランプリ受賞。ロマンティシズム国際コンクール(ロシア)第1位、ヴィルトゥオーゾ賞。
これまでにスズキ・メソード管弦楽団、カントゥス・フィルムス管弦楽団、ルガーンスクフィルハーモニック交響楽団、グネーシン音楽大学室内管弦楽団、マイモニード大学交響楽団、シアターオーケストラトーキョー、新日本フィルハーモニー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団と、指揮者は井崎正浩、A.フルギン、A.シュロフ、A.レイン、A.ステブレフ、井田勝大、大井剛史、粟辻聡とピアノ協奏曲を共演。
モスクワ音楽院在学中よりロシアで活発に演奏活動を開始し、モスクワ音楽院にて東日本大震災追悼コンサートに出演、在ハバロフスク日本国総領事館主催でソロリサイタル、在ユジノサハリンスク総領事館主催でデュオコンサート、在ロシア日本国大使公邸にて天皇誕生日祝賀レセプションで演奏、タンボフで「ロシアにおける日本年」及び「ラフマニノフ生誕145周年」記念演奏会でコンサートとマスタークラスを行いまた、イワノフカのラフマニノフ博物館にて演奏、第26,27回ニューネーム音楽祭に出演。第27回にて学生ながら審査員に抜擢されコンクールの審査員を務める。アメリカニューヨーク州立大学にて行われたNew Paltzマスタークラスに選抜され参加。著名なピアニスト達から指導を受ける。
これまでに中島京子、田中やすゑ、田中正也、V.オフチニコフの各氏に師事。また、重松正大、I.オフチニコフ、P.カウィン、R.ハミルトン、P.オーストロフスキー、A.コルサンティア、V.フェリツマン、ハエ=スン・パイク、M.ヴォスクレセンスキー、I.ラシュコフスキー、岩崎淑の各氏のレッスンを受講。室内楽をこれまでにM.オレーネフ、V.ヴァレーエフ、A.ルディンの各氏に師事。伴奏法をこれまでにS.バンダレンコ氏に師事。
2016年にデビューアルバム「トロイメライ ~ピアノ名作集~」、2019年に「ヴラディミール・ホロヴィッツ編曲集」、2020年に「月の光 ~ピアノ名作集 Ⅱ~」、2021年に「ヴァイオリン・ピアノソナタ」をリリースしている。また、2020年に合同会社ミューズ・プレス社より自らが採譜を行った「グリーンスリーブス(ルーウェンサール編曲)」、2021年に編曲を行った「ラヴェル/今泉 響平:アダージョ・アッサイ 第2楽章 –ピアノ協奏曲 ト長調より(ピアノ独奏編曲)」、2023年に採譜を行った「ラフマニノフ/レイモンド・ルーウェンサール ここは素晴らしい場所(ピアノ独奏版)」の楽譜を出版。
現在までにCD4種類のリリースと3種類の楽譜を出版している。
2019年度に「ピアノ協奏曲シリーズ」を全4回で開催。チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2,3番をピアノソロで演奏、好評を博す。
2020年2月にオーチャードホールにて開催された「アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2020」にて演目「バレエ・インペリアル」(チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番)にて演奏、好評を博す。
現在は、福岡と東京を拠点に演奏と指導に取り組む傍ら、編曲作品の演奏や音源からの採譜・出版などにも力を注いでいる。
名陽木工製のオリジナルピアノ椅子を使用して独自のピアニズムを確立しており、唯一無二の存在感を放っている。名陽木工アンバサダー。
Born in Fukuoka, Japan, Kyohei Imaizumi started his piano education under Suzuki Method at the age of 10, and completed the entire course at 15. He finished both his undergraduate and graduate studies at the Moscow Tchaikovsky Conservatory in which he received the highest score at the graduate entrance exam, in Russia.
His past awards include 1st place at the Lazar Berman International Piano Competition along with the Piano Asia Award, Special Semi-Finalist at the PTNA Piano Competition, among many others nationally and internationally.
He has been an active concert pianist since his education in Moscow. His past activities include Japan Quake commemoration concert at the Moscow Conservatory, solo recital hosted by the Japanese Consulate General in Khabarovski, duo recital hosted by Japanese Consulate General in Yuzhno-Sakhalinsk, performance at the Japanese Emperor’s birth anniversary celebration at the resident of Ambassador of Japan, performance at the cerebration of “Japan Year in Russia” and “145th Anniversary of Rachmaninoff”, performance at the Rachmaninoff Museum of Ivanovka, and 26th and 27th New Name Music Festival performance in which he also acted as a Judge on the second year for their competition.
His past teachers are Kyoko Nakajima, Yasue Tanaka, Masashi Tanaka, and Vladimir Ovchinnikov. He has also participated in the masterclasses by Mikhail Voskresensky, Ilya Rashkovskiy, Shuku Iwasaki. Beside from his usual solo and ensemble performance activities, he also performs across different genre such as collaborating with folk singers. He is also a dedicated teacher as well as judge of different competitions.